二酸化炭素からエタノールを容易に生成する方法が発見される 72
どの程度の電力を投入しているのだろう 部門より
触媒を使い、常温で二酸化炭素からエタノールを生成する方法が発見されたという(米オークリッジ国立研究所の発表、Engadget Japanese、論文)。
これによるとカーボン、銅、窒素を成分とする触媒を使用し、CO2を溶かした水に電圧を加えることで、燃焼と逆の化学反応が発生しエタノールが生成できるという。収率は63%だそうだ。
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触媒を使い、常温で二酸化炭素からエタノールを生成する方法が発見されたという(米オークリッジ国立研究所の発表、Engadget Japanese、論文)。
これによるとカーボン、銅、窒素を成分とする触媒を使用し、CO2を溶かした水に電圧を加えることで、燃焼と逆の化学反応が発生しエタノールが生成できるという。収率は63%だそうだ。
映画「アイアンマン」シリーズで主人公のアイアンマンことトニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jr.が、Facebookが開発しているという人工知能の声を担当するのではないか、という話が出ている(TechCrunch)。
発端は、AIの音声をどうしよう、といった主旨のFacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏のFacebookへの投稿に対し、ロバート・ダウニー・Jr.氏が「自分が担当しても良い」と返信したこと。チャリティーに寄付をするという条件付きではあるが、Facebook的にはたいした出費ではないだろう。
なお、このAIはザッカーバーグ氏が個人的に進めているプロジェクトなのだそうだ。
今年の10月1日より社会保険の適用拡大と国民年金の第3号被保険者の廃止が行われる。
社会保険の適用拡大については、パートやアルバイトなどについても「1週間の所定労働時間が20時間以上」「給与月額が8万8000円、年収106万円以上」などの条件を満たす労働者について、健康保険や厚生年金などの社会保険に加入させなければならない、というもの。また、国民年金の第3号被保険者というのは、会社員や公務員の配偶者を対象に保険料の納入が免除する仕組みで、これが廃止されることで、従来保険料の納入が免除されていた人達も保険料の納入が必要となる(ITmedia)。
これにより、一部の世帯では社会保険や国民年金への支出が増える可能性があるため、一部で議論になっているようだ(週刊現代)。
警視庁犯罪抑止対策本部のTweetによると、子や孫などの親族を装って電話をかけて金銭を振り込ませる振り込め詐欺(オレオレ詐欺)で犯人がなりすました親族は長男が49%、次男が27%、孫が11%、三男以降の息子が3%、その他が10%で、女性の親族になりすました事件はほとんどないという。
ゲーム用デバイスメーカーのRazerが、オーディオ関連技術を持つTHXを買収すると発表した(4Gamer)。
THXは音響技術や音響評価サービスを提供する企業で、映画館や映像音響機器、映像音響メディアの音響システム評価や認定開発していることで知られる。同社は当初は映画監督であるジョージ・ルーカス氏が設立したルーカスフィルムの一部門としてスタートしたがその後独立、2012年にはCreative Technology傘下となっていた。
買収後もTHXは現在と同様に音響関連技術メーカーとして活動を続けるという。
日本では「ウーパールーパー」との名前で親しまれている両生類「メキシコサラマンダー」が絶滅の危機に瀕しているそうだ(ナショナルジオグラフィック)。
メキシコサラマンダーはその名の通りメキシコシティ周辺の水辺に生息しているのだが、水質悪化や外来魚の影響でその個体数が減少しているという。そのため1992年には自然保護区が設置されたが、問題は解決していないそうだ。
HPが2月にElite x3を発表した際、仮想化によりx86アプリを実行可能な「HP Workspace」の搭載が告知されていたが、その詳細が明らかになった(Neowin、Engadget、WinBeta)。
Workspaceはクラウド上の仮想マシンを使用することでx86アプリの実行を可能にするというもので、1か月に40時間まで利用可能なEssentialと1か月に80時間まで利用可能なPremiumの2種類のサービスが用意される。ユーザーには専用の仮想マシン(vCPU×2)が割り当てられ、仮想マシンのRAMはEssentialが4GB、Premiumが8GB。アプリはEssentialは10本まで、Premiumでは無制限に利用できる。Workspaceが使用できるのはContinuumモードのみで、実行にはDesk DockまたはLap Dockが必要だ。利用に必要な通信速度は最低1Mbpsとなっているが、HPの担当者によると大幅に速い方が望ましいとのこと。Workspaceアプリ自体はLumia 950など、Continuumに対応したWindows 10 Mobile端末でも利用可能だという。
実際にWorkspaceを試したEngadgetによると、仮想化されたアプリの使用時に感じるような速度低下があるという。それでもアプリの実行速度自体は十分だが、文字入力時には明らかな遅れを感じるとのこと。本格的にサービスが開始され、利用者が増えた場合にはさらに速度が低下する可能性も指摘している。なお、Workspaceを使用しない場合でも、ContinuumモードではMicrosoft Edgeでタブを開閉するのに数秒かかるといった速度低下がみられるそうだ。
Neowinによれば利用料金はEssentialが年579ドル、Premiumが年939ドル。EngadgetではEssentialが月49ドル、Premiumが月79ドルとしている。2017年1月31日までにDesktop DockまたはLap DockがバンドルされたHP Elite x3を購入すると、Premiumが60日間無料で利用できる。いずれにしても、月40時間/80時間では短すぎると思われ、料金やパフォーマンスも考慮すると別途PCを使った方がよさそうな感じでもある。スラドの皆さんはどう思われるだろうか。
東京五輪でボートやカヌー・スプリント競技の会場として予定されていた「海の森水上競技場」の工事費について、東京都が国際オリンピック委員会(IOC)に対し本来の金額を大幅に下回る予算を提示して承認されていたと報じられている(毎日新聞)。
東京都の試算では本体工事費が251億円、周辺整備費が86億円などとされていたが、IOCに対しては本体工事費を98億円、393絵億円を周辺の公園整備費と説明していたという。どちらも総額については491億円で同じという。東京都側はIOCに予算が高いと指摘されたため、根拠のない数字を示したと説明しているという。
高速道路などの交通標識で使われている独自のフォント「公団標準文字」(公団ゴシック)を使った標識が減っているそうだ(乗りものニュース)。
公団標準文字の「公団」は「日本道路公団」から由来しているもので、日本で最初の高速道路である名神高速道路の標識で採用され、それから長い間使われていたという。しかし、これらフォントは標識メーカーが独自に作っていたため統一感に欠けるといった問題があったそうだ。そのため、最近新たに製作される標識ではヒラギノゴシックなどの汎用フォントが採用され、今後公団標準文字は消えていくことが予想されるという。
4年間もモデルチェンジされなかったことから、とっと店頭から引っ込めろとまでいわれたMacBook Proがようやくモデルチェンジするという噂が出ている。ASCII.jpによると新モデルは10月に発売されるという話があるそうだ。この新MacBook Proのキーボードではファンクションキー部分がタッチスクリーン化される、という話もある(iPhone mania、Slashdot)。
鴻海精密工業傘下でiPhone製造などを行うFoxconnがApple向けにファンクションキー部分に有機ELタッチパネルを埋め込んだキーボードを試作したという話があり、そこから新MacBook Proにこのキーボードが搭載されるのではないかという話に繋がっている模様。
また、FoxconnはE-Inkを使ってキートップの表示内容を変えられるキーボードも試作しているという。こちらは「Magic Keyboard」として製品化されるのではないかと見られているが、これがMacBook Proに搭載されるのではないかという憶測も出ているようだ。
イスラム系テロ組織ISISがドローンを武力攻撃に活用し始めたそうだ(CNN、The New York Times、Slashdot)。
イラク北部のモスル近郊でISISのドローンによる攻撃があり、治安部隊の兵士2人が死亡、フランス軍の要員2人が負傷していたことが13日までに分かった。ISISが使うドローンの大半は監視用とされているが、今回のドローンは通常の監視機と違い、地元部隊の要員が調査のために拾ったところ爆発したとしている。
使われていたのは中国製の安価なドローンのようだ。ISISが爆発装置としてドローンを使って死者を出したのは今回が初めてだという。
ネット上にはデマや陰謀論を数多く見ることができる。特に近年では、ブログ記事やSNSへの投稿によってデマや陰謀論が広まっていくことも多い。こういったデモや陰謀論がネット上で広まりやすいのには理由があるという(WIRED)。
記事によると、ネット上では似たような価値観を持つ人達どうしが繋がっている傾向があるという。デマや陰謀論は、特定の価値観を持つような人達に受け入れられやすく、共感を得やすい。そのため、そのグループ内で繰り返し再発信され、より長期に渡ってその情報が話題になるという。さらに、SNS上では自分にとって興味のある情報や自分が知りたい情報のみが目に入りやすいようになっており、そのためデマや陰謀論に対する批判を受けにくい環境になっているそうだ。
これに対し、科学的なニュースは伝搬力が少なく、すぐに鎮静してしまう傾向があるという。そのため、デマや陰謀論のほうが相対的に多くの人々に行き渡ってしまうそうだ。
KDDI総合研究所が、加速度センサの最大値・最小値の個体差を利用し、複製が困難な端末固有のIDを生成するソフトウェア技術を開発したそうだ(CNET Japan、マイナビニュース、KDDI総合研究所の発表)。
加速度センサーには最大値・最小値に固体差があり、これを利用することで複製画困難な端末固有IDを生成できるという。1000兆分の1以上の割合で重複しないIDを生成できるそうだ。また、90℃の高温環境や-18℃の低温環境、高度2000mの低気圧環境でも同一の端末識別IDが生成されることを確認しているという。
GoogleがWeb検索結果について、モバイル環境を重視する方針を明らかにした(ASCII.jp、海外SEO情報ブログ)。
これについては「モバイル版とPC版とで検索結果を分離する」などといった話も出ていたのだが、「モバイルを基準にPCサイト向けの表示順も決定する」という方針が正しいようだ。
モバイルでの検索がPCでの検索数を超えたことからの対応だという。ただ、実際にどのようにアルゴリズムが変更されるのか、評価基準がどうなるのかについてはまだ不明な点が多いようだ。
最初のバージョンは常に打ち捨てられる。