平昌冬期オリンピック 石油燃料（ガソリン・軽油）車両進入禁止案推進中

あるAnonymous Coward 曰く、

韓国金鍾徳（キム・ジョンドク）文化体育観光部長官は2日（現地時間）、記者との朝食懇談会で平昌冬季オリンピックと関連し、
「平昌地域内の石油燃料車両の進入を禁止するなどの措置を通じて、環境オリンピックを作成する計画を進めている」と明らかにした。

金長官は、このために石油燃料車を進入は江原道平昌郡陳腐駅まで、それ以降は、水素自動車と電気自動車のみ運行するようにする方案を協賛の現代自動車に提案した。
金長官は、「環境オリンピックを達成するための具体的な実現方法が必要である」と述べた。

金長官はまた、先端情報通信技術（ICT）を活用した案も提示した。
アップルの音声認識サービス（siri）のように通訳のアプリケーションを開発するようにと。
金長官は、「いわゆる「ランゲージフリーオリンピック」（Language Free Olympic）と命名された推進課題を未来創造科学部と協議している」と明らかにした。
平昌冬季オリンピックが開かれるすべての地域でのWi-Fiの設置も協議している。

金長官は1日にオープンした「ミラノエキスポ」韓国館展示のプロセスを紹介しながら、「成果もありますが、残念な部分もある」と述べた。
金長官は、「開館準備直前停電や現地人の雇用などをめぐる人材の問題、設備の変更のための厳しい規制手続等　完全に準備ができていないのは事実」とし
「この部分の修正・補完措置を6月1日まで終える予定」と説明した。
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2015050316371143187　　機械翻訳/記者修正（http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1430642525/）

環境に配慮する事は、現代のオリンピックトレンドに則った、素晴らしい提案である。
但しそれが実行可能な範囲に留まる場合ならば、に限る。
冷房不要なのは救いであろうが、水素自動車にせよ電気自動車にせよ、寒冷条件下が得意ではない（＝燃料電池・二次電池から供給される電力の減少）と聞く上に、今から車両準備と燃料補給・充電設備を整える事の困難さは、部外者のタレコミ子の想像を絶する物があるだろう。
最終的には石油燃料じゃなきゃいいのだからという理由で、韓国で普及しているLPG自動車やアルコール燃料自動車を認めて、金鍾徳（キム・ジョンドク）文化体育観光部長官の顔を立てるのでは？
何処の国にも何処の業界にも現状を弁えない偉い様はいるものだが、平昌冬期オリンピック準備状況は控えめに言ってデスマーチ状況にあるとされており、現場関係諸氏の嘆き節が聞こえてくる様な話で、海を越えた日本でも身につまされる思いの人は多いのではないだろうか。

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