マイクロソフト、中国ポータルサイト閉鎖 言論統制が影響

あるAnonymous Coward 曰く、

Microsoftが中国で運営しているポータルサイト「MSN中文網」が6月に閉鎖されるそうだ。理由は中国の新興サイトとの競争激化に加え、中国政府による言論統制が影響したためとみられる。急速に普及するスマートフォンへの対応が遅れた上、最近は新浪や捜狐といった地元勢に押されて苦戦が続いていたという。

中国ではネット検閲も厳しくなっており、各社の負担やリスクも増しているとされる。米グーグルや米ヤフーも撤退を迫られるなど、海外ネット大手には逆風が続いている模様。中国市場へのコミットメントは継続し、ウィンドウズ10やクラウドサービスなどは引き続き提供するほか、研究開発センターも維持するとしている（日経新聞、Reuters）。